WBUに出展・スイスで点字カラオケが大人気

多くの人が訪れた日本テレソフトのブース

日本テレソフトは、8月15日からスイス、ジュネーブで開かれた第7回WBU総会の付属展示会に、点字プリンターGEMINIと点字カラオケを出展し、大きな反響をもらいました。

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このWBU総会は4年に1回開かれるもので、今回は119ケ国から229人の代表が集まりました。会議ではIT活用の方策や発展途上の国々の自立支援などが話し合われたほか、アジア太平洋協議会の会長に日本の指田忠司氏が選任されました。

付属の機器展示会は、100社あまりが参加し、最新の視覚障がい者支援機器が多数、披露されました。多くを占めたのは拡大読書器で、さまざまなタイプが多数並べられ、一般来場者も体験をしていました。

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日本テレソフトは、イギリスのRNIBのブースで点字プリンターと点字カラオケを出展、今回は英語やフランス語なども入っている業務用のカラオケセットを持ち込みました。1級での点字表示が歌詞に合わせて、表示されます。

一般に英語の歌詞は長いものも多く、1級での点字では限界もあるために、ダックスベリ社などのソフトを利用した2級での利用も行なえるようにしています。

また、カラオケ自体を初体験する人も多く、希望の曲をリクエストして、点字ピンディスプレーに表示される歌詞に合わせて、大声で歌っていました。また、童謡等を特別にパソコンに入力し、点字の1級と2級に分けて表示できるようにした「点字習得用のソフトウエア」にも高い関心が寄せられました。このソフトはまず、イギリスで活用されます。


こんなに可愛いプードルの盲導犬も参加

日本テレソフトでは点字ピンディスプレー清華の付属のソフトとして教育用の点字カラオケを提供することにしており、英語版のほかイタリア語など他の言語でも製作することにしています。

また、アフリカ、東南アジアなど発展途上の国の盲人協会組織とも交流を深めることが出来、こうした国への機器提供なども進めていくことにしています。


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