土浦郵便局が世界盲人マラソン大会で点字完走証を発行

目の不自由な人が健脚を競う「第2回世界盲人マラソンかすみがうら大会」が4月21日、茨城県土浦市の霞ヶ浦周辺で開かれました。土浦郵便局では、点字による完走証明証を発行するなど大会の運営に協力し、関係者から喜ばれました。

この大会には海外選手を含む男女計300人が参加、伴走者の誘導を受けながら、フルマラソン、10マイル(約16キロ)、5キロのコースで争いました。大会には元鹿島アントラーズのジーコ選手がスターターで、また、バルセロナ五輪4位の中山竹通さんが伴走者で参加するなど大いに盛り上がりました。

地元、土浦郵便局は開催以前から点字の総合システムを導入して大会関係資料の読みとりや点字化などに協力をしてきましたが、当日は選手に点字で印刷された完走証明書を発行しました。ゴール近くに設けられた「土浦郵便局」コーナーには、息を切らした選手が次々に来て、自分の名前と順位、時間が点字で印刷された「完走証」を指で確かめながら、喜んでいました。

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