カンボジアに点字プリンター

 日本政府は草の根ODAにより、カンボジア・プノンペンにある「視覚障害・聴覚障害」krousar Thamey学校に日本テレソフト製の点字プリンターなどを贈与しました。
 1月28日に贈呈式が行われ日本大使館から担当書記官、学校側からはパラ校長先生はじめ多くの教員が参加して日本からの点字機材を受領しました。 機材は、点字プリンター4台、点字ディスプレイ12台、録音機材などで本校の他地方分校にも配備され、教科書の点字印刷や録音CDの製作に活用されます。
 機器の使用方法の研修会も同時に開かれ、パソコンと点字翻訳用のソフトウエアを使い、カンボジア語と点字が同時に印刷できる方法を学んでいました。点字とカンボジア語の同時印刷できる点字プリンターは同国では初めての導入で、先生は「墨字があるので、生徒に勉強を教えやすい」「不足していた教科書をたくさん作れる」「点字ディスプレイは初めての体験だが、学習を補助する装置として活用したい」などと話しています。日本テレソフトでは引き続き機材のメンテナンスも含め協力を続けることにしています。

 
   
 カンボジア語に対応した点字と墨字が同時に印刷される機能に感嘆、多くの点字教科書を作成したいと期待を膨らませていた
 
   
 贈呈された点字プリンターマルチ、カンボジアでも入手できる普通用紙が使用できるADFタイプ
 
   
 
 多くの教員が研修を受けた

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